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2015.06.16 Tuesday
血糖値を意識して:その後の体調の変化
◎食べる順番や割合に気をつける 炭水化物オンリーで食べない。 たとえばお米を食べるときは、野菜(繊維質)とたんぱく質を食べてから。 ◎お腹が減る前に補食する 血糖値の調節が苦手な身体なので、空腹をガマンしたところでいいことはひとつもない。血糖値が下がってしまう前にきちんと食べる。 特に、以前は寝る前に空腹でも何も感じなかったのに、GW後の時点では空腹のまま寝ると低血糖が起きて、夜中に寝汗や動悸で目が覚めてしまうことも。悪夢を見る回数も増えました…(ホルモン分泌の関係で、低血糖が起きると悪夢を見やすくなるらしい) この補食はおだやかに血糖値を上げるのが目的なので、たんぱく質が中心。 ナッツや豆乳、外出先ではソイジョイピーナッツ味なども食べました。 ↓amazonで91円/本(送料込)、けっこう安い! 個人的には、送料も入れて80円台前半なら即買いレベルの安さ。 ◎とはいえ、甘いものもお楽しみ程度には食べる! おいしいアイスだとか、外出でのデザートだとか、家族や友人と楽しみたいタイミングにはおもいっきり楽しむ。 ただし、空腹のときにがつんと単糖類(甘いもの)を食べないように、調節はしておく。 特に午後三時のケーキ=空腹時に急に甘いものを食べる、は血糖が上がりすぎて心臓がどきどきしがちなので、事前にナッツを食べておくとか。これだけでもほんとに身体の反応が変わるんです。 低血糖症の人には基本的な対策ですが、これを一ヶ月ほど実行していて、以前とどう変わったのか。前回のブログ記事と比較してみると… 以前:炭水化物が多いと血糖値の異常が起きるようになってきた ↓ 最近:炭水化物中心の食事→すぐに低血糖発作(めまいや動悸、眠気、震え)…いうことはなくなった。ただし腹持ちが悪い(=血糖値が下がりやすい)のは感じる。炭水化物が多いと胃がいっぱいでもなんだか空腹感があったりするので、やっぱり今のところはたんぱく質があった方がよさそう。 以前:寝つきの悪い日がかなり増えた ↓ 最近:そういえば気づいたら寝つきがよくなってる! よかった。やっぱりぐっすり眠るのって大切。 ちなみに、ビタミンCを摂取すると身体のストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が抑えられるのだそう。コルチゾールの分泌は朝がピーク(起床というストレスに備えて)、夜にはぐっと低くなるというリズムなので、夜に摂取すると入眠しやすくなるそう。 (朝のビタミンCは起床のためのコルチゾール分泌を阻害してしまうので、副腎疲労のひとは注意が必要だとか) これはけっこう効果を実感しているので、天然素材のビタミンCサプリを夕食後にとっています。 以前:寝起きが悪い ↓ 最近:以前ほどではないが… もともと夜更かしなのが良くない。あとは、出張先の夫との電話(ほぼ毎日)で夜寝る時間が遅くなってしまうのもよくない…。身体というよりはスケジュール管理の問題なので、要対策。 まとめ 糖質制限=低血糖症に有効! と思っていたけど、少し違うのかな、と思いました。 「痩せたい」のならば糖質制限。私は痩せるつもりはなかったけど、テキメンに効きました。 でも「低血糖を防ぎたい、体質を改善したい」のならば、必ずしも厳しい糖質制限は必要ないのかな…と。 (糖尿病の方はまた別だと思いますが) というのも、糖質制限の目的は、 糖質摂取を減らす→エネルギー不足→ケトン体を作り出すサイクルが目覚める→ケトン体(脂肪からできる)がエネルギーとして利用される→痩せる というもの。 一方で、低血糖症が目指しているのは、、 血糖値をむやみに上げない→血糖値が急降下しなくなる→血糖の乱高下が起きるときに分泌されるホルモンたちが出なくなる→ホルモンの影響(心身への大きな負担)がなくなってくる→身体も気持ちも回復してくる なんじゃないかな、と思うのです。 糖質をとらない=血糖値が上がらない。なので、糖質制限は確かに低血糖の人にも有効だとは思う。 けれど、糖質を厳しく制限をしなくても「血糖値に優しい食事」はできるのではないかな、と思います。 それでもやっぱりインスリン感受性だのすい臓の調子だの個人差は大きいので、なにが今の自分にとって一番穏やかなバランスなのかを探す必要はあると思うのですが。 最近はあちこちへ旅行に行く機会が多いのですが、旅行先でももりもり食べて元気に動けるって幸せなことだなぁ…としみじみ思います。 先日とうとう三十歳になりましたが、二十歳のときより全然元気だし、見た目も健康そうだし、明るいし、ストレスもないし、あの二十代はなんだったのだろう? と思うけれど、これは食事が変わったから…とかいうだけの問題でもなくて、本当に色々なことの組み合わせがあるんだろうな、と。 ただひとつ、「血糖値の問題」の大きさは日々ひしひしと感じています。 若かった頃、それが原因で自分が苦しんでいるなんて全然わからなかった。ぼーっとしていたり、落ち込みやすかったり、体力がなかったり、頭がうまく回らなかったり、なんで私は周りと違ってこんななんだろう? ってめそめそしていたけど、思い返せばあれもこれもぜーんぶ、ストレスや血糖値、栄養不足が引き起こしていたんだなって。 低血糖症を改善すれば全てが良くなる! とか、糖質制限をやれば全部解決する! とか、とても言えないけれど、似たような症状の人がなにかヒントをつかんで少しでもよくなれたらいいなぁと、たびたび思います。 コメント
低血糖症と診断された家族がおり、日々糖質制限食を作っています。
あまり厳しく制限すると本人が辛いのと、対糖質の反動が大きくなるのを懸念して、緩い糖質制限でやっています。 今回の内容、共感できる部分が多いです。 一口に糖質と言っても、影響は同一ではありませんね。 個人的には、糖質量よりは糖の種類や低GIにこだわった方がいいのかもと感じています。 先日、職場で非常食入れ替えの際、不用意に乾パンを食べたら、てきめんに具合が悪くなった(気分がどん底に落ち込んだ)ようです。 ですが、家で低GIパスタを使ったトマトスパゲティ(トマト玉ねぎ大量)を食べても問題は起きませんでした。 もちろん体調にもよるのでしょうが、個人的には、糖質量よりは糖の種類や低GIにこだわった方がいいのかもと感じています。 南瓜やじゃがいも(高糖質の代表のように言われてますよね笑)は食卓にあげていませんでしたが、少しずつ出してみます。 ところで、サプリ(栄養療法的な)はとっていらっしゃいますか?
| くらら | 2015/06/17 6:40 PM |
くららさん、はじめまして。
ご家族のために糖質制限食をつくっているなんて、なんてすばらしい…。 >糖質量よりは糖の種類や低GI値にこだわった方がいいのかも そうですね、まとめるとそんな感じになる気がします。むやみに糖質を減らすというよりは、糖質の吸収をおだやかにすることを心がけるという。 乾パンは非常食ということもあり炭水化物の塊ですし、もし空腹のときに食べたであればよけいに辛かったでしょうね。でも、食べものと自分の症状の関連をきちんと観察できているのがすごいです。 私はじゃがいもやかぼちゃも、食べたいときは適度に食べています。血糖の測定をしているわけではないので正確にはわかりませんが、そんなに低血糖に直結している感じはないです。食べ方や量にもよるでしょうけど。 サプリメントについては、記事にあるビタミンC以外はとくに摂っていません。それほど急を要する状態ではないので。 症状の重症度によっては必要だと思いますし、その場合はきちんと血液検査をして、その結果に基づいて判断できる知識のある医師の指導の下で摂るのが望ましいと考えてます。
| 文 | 2015/06/18 11:36 PM |
お返事ありがとうございます。
糖質制限の生活を始めて2ヶ月半なので、本人も私もまだ手探り状態です。 血糖値(高血糖)より血糖値の急激な上下が問題で、所謂「糖尿病」とは対応が違うような気がしています。うちも測定しているわけではないので、あくまで感覚ですが。 現在、診断を受けたクリニックの指導下でサプリ(大量!)を飲んでいるので、これを最終的になくすのが当面の目標です。
| くらら | 2015/06/21 9:29 PM |
くららさん、
クリニックの指導でサプリを飲まれているとのこと、身体に有益に働くといいですね。私はあまりサプリをきちんと飲まなかったので、効果があればシェアしていただけるととても嬉しいです。 それも日々のお食事がベースで、サプリは一時的な補填として…という意識がある辺りも、バランス感覚のある方だなぁと感じます。 とはいえ、毎日のお料理もなかなかの重労働なので(ただでさえ大変なのに、低糖質ですし)、上手に息抜きをしながらお過ごしください。ご家族が元気になられますように!
| 文 | 2015/06/22 9:55 PM |
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