低血糖症の人のための食事のとりかたについてご質問を頂きました。
もしかしたら他の方にとっても必要な情報かもしれない…と思い、記事として公開することにします。
(もちろんわたしは医学的には素人ですので、低血糖症を抱えた一個人として調べてきたこと、気づいたこと、とりくんできたことをシェアさせていただく、というかたちになります。
人それぞれ、体調や体質によって症状も違うし、対策も変わってくるかと思います。それを踏まえて参考にしていただければ幸いです。)
低血糖症…お腹が減るとイライラする、頭がぼーっとして眠くなる、混乱してものが考えられなくなったり、ひどいときには虚脱感に襲われて手足が震えたりすることも。
また食後しばらくすると必ず眠くなる…という方も低血糖症の傾向があります。
つねに頭痛や倦怠感がつきまとう、過眠や不眠(睡眠障害)なども。
そして精神的にはストレスに弱い、パニックになりやすい、衝動的・攻撃的になる、あるいはひどく落ち込んでしまう、という症状も見られます。
(ちなみに以前の私には全部ばっちりありました)
一番大きな原因は、白砂糖などの単糖類を含む甘いものの摂り過ぎ。
また過度のストレス、生活の乱れなどで内分泌系が弱ったりホルモンバランスが崩れた場合や、アトピーなどの免疫系疾患を抱えた場合も、低血糖症になりやすくなります。
要するに「血糖値の調節が苦手な体質」だということ。
これに対しては、ふたつのアプローチが必要です。
1.血糖値を大きく変動させない食べ方を心がける
(食べるもの、食べ方ともに。)
→これ以上悪化させないために。
2.体質を改善させる
(低血糖状態になる=体内の糖分・栄養が不足した状態になる。脳に優先して栄養が送られるため、内臓や筋肉は栄養不足になっていることが多いのです。)
→根本的に解決するために。
まず今回は1について書いてみようと思います。
質問を下さった方はマクロビオティックをとりいれているということでしたが、できるだけマクロビオティックの知識のない方でも参考になるように。