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ベジタリアンをやめた理由。

 
17歳から27歳まで10年余、マクロビオティックを実践していました。
やめた、というと大いに語弊がある気がしますが、とりあえず今は動物性のものも食べています。
もちろんマクロビオティックでも動物性食品が完全に排除されているというわけではないのですが、それがすすめるバランスから言うとかなり外れた量を食べています。だから「やめた」という表現になってしまうのだろう、と。
元々このブログには「マクロビオティック」がひとつの柱のようなものとしてあったのですが、その頃からはあまりにも食生活が変わってしまい、情報を求めてこのブログを読まれると混乱される方がいるかもと思い、少しだけ文章を書こうと思いました。

お肉や魚、卵を食べるきっかけになったのは、母親がたまたま聞いてきた「糖質制限」の話でした。
とにかくたんぱく質をたっぷり食べる。植物性だけではなく、動物性もしっかりと摂る。そして糖質は減らせるだけ減らす。これは甘いものだけではなく、炭水化物の多い野菜(じゃがいもなど)や穀物も同じ。なぜなら「炭水化物=食物繊維+糖質」であり、つまり穀物はほとんど糖分の塊のようなものだから、と。
 
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| - | 17:45 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
少しずつ再開。

 ありがたいことに、元気です。
 ブログを離れている間に、なんと結婚して東京に転居しました。
 初めて尽くしの生活でいろいろと適応するのに小さなトラブルはありましたが、無事に少しずつ慣れて、今はのんびり暮らしています。
 人と比べて特別なことをしているわけでもパワフルなわけでもないですが、ごく普通に家事をして(夫には「そんなに毎日掃除しなくてもいいよ」と言われつつ)、観葉植物をあちこちに飾ったり毎日窓を開けて風を通したり、そんな生活をしています。
 体力がなく寝てばかり、それ以前に料理も掃除もできないどころかやる気もなく、部屋はいつも荒れ果て物を足でかきわけては踏みながら歩くしかなくて「私のような人間が結婚できるわけない」と思っていた10年前の私に今の生活を教えてあげたらびっくりするでしょう。
 いや、3年前でも「えっ!?」って言ってるはず。

 親元を離れて夫と二人暮らしを始め、日々の食卓やお弁当を通して「何をどう食べるのか」をコントロールする立場になって。 体質のまったく違う夫と私が、お互いに心地よく暮らしていくために何を食べるのか、そしてどううまく力を抜いて楽に、楽しく健康に暮らすのか、日々(ほんとうに!)手探りをしています。
 このブログを書き始めた頃に比べて、体調も、食事の仕方やバランスも大きく変わりました。
 どれだけ読んでいる方がいるかはわかりませんが、また少しずつ情報を共有していければと思っています。
 以下、これまでのまとめ的な略歴を。

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| 日々のうたかた | 15:24 | comments(5) | trackbacks(0) | pookmark |
夢のような生活

  
 
 ふと、夢のような生活なんだな、と思いました。
 仕事が終わってからのんびりおやつを食べながら勉強をしていて、しみじみと楽しいなぁと思ったときに。
 時刻は19時過ぎでした。周囲には楽しそうにお喋りをしている若い子たちが居て、暖房の入った部屋は暖かく、私は一人で座っていたけれど寂しくはなくて。
 朝10時から夕方5時まで、6時間ほどのデスクワークの仕事だし、さほど家事をしているわけでもないし、そのあと2〜3時間勉強をするのなんて世間的には大してすごくもない普通のことなのですが、仕事だけでも疲れきって精一杯だった頃から考えればなんだか奇跡のような気がします。
 職場で楽しく仕事ができて、色んな素敵な人に囲まれていること。お昼休みは楽しい話をしながらたくさん笑えること。仕事が終わってもまだ勉強するだけの元気があって、一週間それを続けられる体力があること。そうしても倒れて寝込んでしまわないこと。もちろん時々は体調を崩すことがあったとしても、大抵は土日も普通に過ごせること。
 帰ってからは家族と仲良くとりとめのない話をしながらおいしいご飯を食べて、犬をなでなでして、少し家事を手伝ったり筋トレをしてみたりして、夜はゆっくりと過ごして好きな人と電話をしてから眠る。
 そして朝、日によって起き辛かったりもするけれど、きちんと目覚められること。身体中が痛かったり微熱があったりどうしようもない倦怠感で動けなかったりしないこと。気持ちが沈みこんで少しも気力が出ない、憂鬱でたまらなくてどうしてもやる気が出ない、なんてならないこと。
 人の中を一人で歩いていても怖くないこと。自分が嫌いではないこと。時々自信をなくしたり辛くなったりしても、少し経てば大丈夫だと思えること。四六時中自分がここにいてはいけない存在だと思わなくてもいいこと。誰かの時間を奪ったり迷惑をかけているのだといちいち考えてうつむかずにいられること。自分がもっと完全だったらなんて思わないこと。少しずついろんなことをわかるようになりたいと思うし、なれるだろうと思えるようになったこと。
 ずっと昔にたった一人で震えながら「こうだったらいいのに、でも自分にそんなものがふさわしいわけがない」と思っていたことが、全部気がついたら当たり前のことになっていたんだな、と思ったのです。
 

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| こころのこと | 23:54 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
低血糖症のために・1

低血糖症の人のための食事のとりかたについてご質問を頂きました。
もしかしたら他の方にとっても必要な情報かもしれない…と思い、記事として公開することにします。

(もちろんわたしは医学的には素人ですので、低血糖症を抱えた一個人として調べてきたこと、気づいたこと、とりくんできたことをシェアさせていただく、というかたちになります。
人それぞれ、体調や体質によって症状も違うし、対策も変わってくるかと思います。それを踏まえて参考にしていただければ幸いです。)



低血糖症…お腹が減るとイライラする、頭がぼーっとして眠くなる、混乱してものが考えられなくなったり、ひどいときには虚脱感に襲われて手足が震えたりすることも。
また食後しばらくすると必ず眠くなる…という方も低血糖症の傾向があります。
つねに頭痛や倦怠感がつきまとう、過眠や不眠(睡眠障害)なども。
そして精神的にはストレスに弱い、パニックになりやすい、衝動的・攻撃的になる、あるいはひどく落ち込んでしまう、という症状も見られます。
(ちなみに以前の私には全部ばっちりありました)

一番大きな原因は、白砂糖などの単糖類を含む甘いものの摂り過ぎ。
また過度のストレス、生活の乱れなどで内分泌系が弱ったりホルモンバランスが崩れた場合や、アトピーなどの免疫系疾患を抱えた場合も、低血糖症になりやすくなります。

要するに「血糖値の調節が苦手な体質」だということ。
これに対しては、ふたつのアプローチが必要です。


1.血糖値を大きく変動させない食べ方を心がける
 (食べるもの、食べ方ともに。)
→これ以上悪化させないために。

2.体質を改善させる
 (低血糖状態になる=体内の糖分・栄養が不足した状態になる。脳に優先して栄養が送られるため、内臓や筋肉は栄養不足になっていることが多いのです。)
→根本的に解決するために。

まず今回は1について書いてみようと思います。
質問を下さった方はマクロビオティックをとりいれているということでしたが、できるだけマクロビオティックの知識のない方でも参考になるように。

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| - | 08:40 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
自分を虐待する私たち

 
 自分を好きになるってどういうことだろうと、ここのところずっとずっと考え続けています。
 
 
 以前はそんなこと考えもしなかった。というより、出来る気がしなかった。そんな日は絶対に来ないだろうと思っていた。想像さえできなかった。この世で自分が一番嫌いだったし、許せなかったから。
 嫌なことが起きたりなにか失敗したときには、自分が至らないせいだと思った。自分の不完全さにふさわしいものごとがやってくるのだと。
 あたたかいことや良いことを見かけると嬉しかったけれど、その対象が自分だと不安になった。いつか何かの拍子に、自分には分不相応だということが露呈して、取り上げられてしまうのではないかって。だってそれは誰か他の、受け取るに相応しいきれいでやさしくてりっぱな人々のところにいくべきなのだから。
 いちばん最初はいろんな人のことを妬んでいた。嫌いになった。自分にないものを持っていて眩しかったから。はじめから自分より条件のいいところにいて、なんでも楽に手にしているように見えたから。
 あるときそれに気がついてうんざりして、自分から悪意をそぎ落とそうと努力するようになった。少しずつ向き合うことで敵意は薄らいでいったけれど、自分への否定だけはいつまでも残っていた。周囲を眩しく思えば思うほど、自分の足りなさがよく見えた。
 
 だから、せめて人に迷惑をかけないように。
 誰の負担にもならないように。
 ほんの少しでも善い存在でいられるように。
 息を詰めて、身体を縮こまらせて、耳を澄ませて、張り詰めるように暮らしていた。
 でも自分があまりにも不完全で至らないせいで、なんの能力もないせいで、美しくもなければ賢くもないせいで、思いやりが足りないせいで、気が利かないせいで、つまらない性格のせいで。体力がない、声が小さい、世間話が出来ない、特技がない、ものを知らない、未成熟、……
 自分が足りないせいで、なにかを台無しにしてしまうのだと、信じていた。
 他人の至らなさも不足も全部やさしいものに見えるようになったのに、自分の欠けている部分だけはずっと許せなかった。
 世界から弾かれていて、それで当然なのだと思っていた。その内側に参加する資格なんか生まれつき持ってなかったんだって。
 ずっと長いこと。
 16の頃からつい最近まで。
 一番いいにおいがしただろう、きらめきに溢れていてもおかしくなかった10年の間ずっと。
 

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| こころのこと | 23:30 | comments(9) | trackbacks(0) | pookmark |
sugar‐coated walnuts −くるみの砂糖がらめ


ごく素朴なくるみのおやつ。

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| NaturalSweetsRecipe | 21:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
あなたがあなたにやさしい世界

13歳のとき、幼馴染の女の子が拒食症になった。
中学に上がるのと同時に北陸から九州へ引っ越した私の家へ、中学の最初の冬休みだったか、彼女は一人で遊びに来た。高速バスに乗って。

最初に会ったとき、随分と痩せたな、と思った。
少し大人しくなっていてご飯もあまり食べたがらなかった。
一緒にお風呂に入ると彼女の身体にはあばら骨と背骨がくっきりと浮き出ていて、「骨ってこんな風に見えるものなんだ」と不思議に思ったのを覚えている。
でも十三歳の私にはそのことの意味がよくわからなかった。
彼女は「肌にいいんだよ」と出されたはと麦茶をとてもたくさん飲んで、私がお正月に買ってもらったばかりの少し高い靴(先が丸く膨らんだかわいいぺたんこ靴)を見せたら、「履いて歩いてみたい。貸して」と言って、その靴を履いて近所を歩きに行ってしまった。
人の靴を履きたがるという感覚が私にはよくわからなかった。自分のものになるわけじゃないから。でも不快ではなかったし、それについて深く考えはしなかった。
夜は私の部屋のベッドで一緒に眠り、電気を消してからいつまでもお喋りをしていた。私はいつものごとく家族の面白い話なんかをしていたのだと思う。「いいなぁ」と彼女は言った。「あやの家ってなんだかホームドラマみたいだ」
実際のところ、そんなに整った家庭ではなかったと思う。まだ精神の幼い私は、身の回りのいい部分ばかりを抽出してわざわざ人に自慢するような癖があったから。でも自分の持っているものが最高のものだと思えるというのは、きっと随分幸せなことだったはずだ。それが眩しく映ったんだろう。

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| こころのこと | 20:41 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
pumpkin scones − かぼちゃのスコーン

水分はかぼちゃだけ。
しっとりどっしり、黄金色のスコーンです。


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| NaturalSweetsRecipe | 08:12 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
Oatmeal Granola − グラノーラ

ワンボウルでできてしまうざっくり系のおやつ。

 
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| NaturalSweetsRecipe | 08:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
傷つけないという選択。

去年から、紫蘇は庭で育てているものを使っています。
少し小さい葉だし硬いけれど、水さえやれば放っておいてもどんどん育つし、次の年からは落ちた種が勝手に生えてきます。
村上春樹さんのエッセイで、「外国のスーパーで紫蘇を見て『これはなんだ』と外国人に訊かれて、チョップしてサラダに使ったりすると香りが出ていいんだとか説明したけれど、その人は結局買わなかった。たぶん量のわりに値段が高い思ったのだろう」というくだりがあったけど、本当にこれはお金を出して買うようなものじゃないんだな、と思います。適当な土地でもどんどん育つのでどんどん食べられる。食欲がないときでも紫蘇がきいているとさっぱりと食べられるし、防腐効果もあるし、夏にぴったり。自然ってほんとにうまくできてるなー、と毎日庭に水撒きをしながら感心しています。未婚なのになんだかもうすっかり主婦。

たくさんある株の中から、とりすぎないように気をつけて紫蘇を摘んでいて、ふと以前読んだネイティブ・インディアンの本のことを思い出していました。
彼らが薬草を摘むときには、その薬草の「群れ」の「長」(がわかるらしい)にきちんと挨拶をして、そこで摘んでもいい量だけを摘むのだとか。たとえ欲しい量に達していなくても、許されている分を摘み終わったらまた別の場所に探しに行く。もちろんその量というのは「何グラムです」とか決まっているわけはなく、「ただ、わかる」のだそう。
「絶対の真理とは、他のものを傷つけてはならないということだ。自然にせよ、他の人間にせよ、自分にせよ、何かを傷つけるということはあってはならない。すべては共生するべきなのだ」
それがネイティブ・インディアンの世界観。

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| 日々のうたかた | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |